嫉妬の感情との付き合い方
おはようございます。
たっしーです。
先日来のモヤモヤはまだ解消されず引きずったままです。時間が経てばその内、自然解消されると思って気軽に考えてます。
さて、今日は「嫉妬」の感情がもたらすものについて触れてみたいと思います。
「嫉妬」というとなんか悪いイメージがつきまとっていますが、どうでしょう。
皆さん、少なからず嫉妬を経験されたことはありますよね。
その時の印象はどうでしたか?
私は最近でこそあまり感じなくなりましたが、昔はそれなりに嫉妬の感情はありました。なんかモヤモヤしてて自分ではどうにもできない、何かに誰かにすがりつきたくなるとても重い感情、そんな印象です。
嫉妬って、基本的には「自身の劣等感から生じるもの」ですよね。
幸せ満開の人に、嫉妬の感情はないと思います。
そう。劣等感なんですね。
嫉妬の感情を遡っていくと、自分が何に対して劣等感を持っているか見えてきます。
例えば、仕事で言えば「頭の回転」だったり「要領の良さ」だったり「自己主張」だったり、恋愛で言えば「自己表現がうまくできない」だったり「容姿」だったり「幸福度」だったり。
他人が自分より優れていることを認めたくない、特に自分より能力が下とみなした人が、自分より成功している、いい思いをしていると、嫉妬が発動されます。そうなると、もうどうしようもない「なんで!! ウキー!」ってなりますね。
一度嫉妬の感情に囚われると、次から次へとありもしない妄想が浮かんできて、負のスパイラルへ落ちていきます。そうすると容易に抜け出せなくなり、頭の中は同じことをグルグル。正直「つらい」ですよね。涙が止まらなかったり、部屋から一歩も出たくないといったこともあるでしょう。私も経験があります。
嫉妬の感情は誰しも持っているものなので、それをないものにすることはできません。
しかしながら、嫉妬の特長を認識していれば、軽減することはできます。
では、どうすればいいのでしょう。
まずは「嫉妬」あるいは「劣等感」をネガティブに考えるのを止めて「ポジティブ」に考えてみましょう。
人それぞれ個性があり、違う特長を持っています。その中で他人と比較して優劣を決めようとすると、途端に「嫉妬」の炎は燻ってきます。なので、優劣と考えずに個性として考えてみます。そうすると「話のうまい人、ヘタな人」「容姿が美しいと言われる人、そうでない人」はその人が持つ個性になります。
個性を比較して一喜一憂するのは、意味が違うとわかりますよね。極端に言うと、蛙と孔雀を比較して、どちらが優れていてどちらが劣っているか狂おしいほど悩んでいると言ったら、「はっ?」ってなりますよね。
「蛙は蛙、孔雀は孔雀じゃん」という回答にしかならない。
人間は感情豊かだけれど、同時に豊か過ぎて、見なくてもいいところまで見ようとしてしまうところもあります。悩みが少なく見える人は、この辺の切り替えというか割り切りが上手に行えます。嫉妬は勿論します。が、さっと処理して長引かせません。
嫉妬の感情に囚われたならば、ますは自分が嫉妬していることを認め、何に対して嫉妬しているのかを自分自身に問いかけ、感じてみましょう。
その上で、個性の違いであるならば、そう割り切って、感情を切り替えるようにすれば、嫉妬での悩みも軽減すると思います。
(あまりドライに振る舞い過ぎると、冷たい印象を持たれてしまうかもしれませんが、その辺りのさじ加減は程々に)
嫉妬は、自分の中にある「未解決の問題意識」が現れたものです。上手に処理すれば自分の中に長年燻っている問題意識の解消にもつなげることができます。 ※このところは機会があれば別途。
嫉妬の感情に囚われたとしても、一時的なものと認識するといいと思います。自分の捉え方によって、その場の対応で済むか、永遠に続くと感じるか違ってきます。
皆さん、嫉妬も感じ方、処理の仕方でうまく付き合うことができます。自分自身を幸せに導いてあげられるのは自分自身です。悩みなんか吹き飛ばし、軽快な人生を歩んでいきましょう。
では、また。